なぜ、今までの社会人向け教育研修が役に立たないのか

私が長年在籍している社会人向けの教育研修業界。

20年ほど前までは、階層別研修が花盛りで、1コースあたり3日間〜5日間。

ある意味、管理職の登用門として、このコースに出れば「当社の管理職の資格を得た」といった

イベント的な研修がありました。

 

しかし、景気減退による予算削減、人事から現場への人事権移譲など相まって、ここ数年は

研修はやらない、あるいはやっても短い時間でポイントだけを押さえるタイプの研修になっています。

長くて1日コース。研修は、現場からは煙たがられる存在となってしまったようです。

 

その理由の一つには、「研修に行っても時間の無駄。どうせすぐに役に立たないし」といった現場の声が聞かれるのも事実です。

では、なぜ社会人向け教育研修が役に立たなくなったのでしょうか?